ボートレース住之江のSG「第39回グランプリ」は19日、3日目を迎え、トライアル2nd第1戦が行われた。
平本真之(40=愛知)はトライアル2nd初戦となった3日目11R、5コースからコンマ05のスタート。まくり差しを狙うも5着に敗れた。
「展示タイムも出てないし、定松選手とは相当差を感じた。道中も乗れないし、舟の返りや出口の進みも甘い。2nd組とは仕上がりは程遠い」と表情は冴えない。「今の足では2nd突破は厳しそう。ペラも叩くし、整備士さんにも相談する」と懸命な調整が続く。
今年は8月のメモリアルで1枠を手にしながら悔しい2着。それでもSG3優出と1年を通して充実ぶりが光った。前検日には「ファイナルに乗るのを目標に一走一走、悔いのないように走りたい」と意気込みを語っていた。グランプリは過去5回出場し、3優出で優勝はなし。2ndの2走目は赤いカポックから突破口を開く。