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【ソフトバンク】上沢直之の代理人は山川穂高&近藤健介と同一人物 3年連続で〝波紋を呼ぶ移籍〟実現

東スポWEB 2024年12月20日 5時4分

ソフトバンクが元日本ハムで前レッドソックス3Aウースターの上沢直之投手(30)を正式に獲得した。昨オフに日本ハムからポスティングシステムを利用して米球界に挑戦。わずか1年で日本球界に復帰し、古巣以外の別の球団に移籍したことで大きな議論を呼んでいる。

上沢がホークス側と結んだ契約は3年以上総額7億円超とみられるが、交渉を裏でリードした代理人についても賛否が巻き起こっている。というのも、上沢の代理人は直近の過去2年間でも波紋を呼ぶ移籍を実現させているからだ。

2022年オフには日本ハムからFA宣言した近藤が楽天を除くパ・リーグ5球団による争奪戦の末、7年総額50億円ともいわれた巨額契約でソフトバンクに移籍。昨オフにも知人女性とのトラブルで「公式戦への無期限出場停止中」だった山川も、4年総額20億円規模の契約で西武からホークスに渡った。

球界内では「結果的に条件ありきという代理人主導の移籍で、選手のイメージが悪くなってしまっている。ただ好条件を引っ張り出し、選手を右から左へ移籍させ、手数料を稼げばそれでいいのか。本来、クライアントのイメージを守るのも代理人の仕事なのではないのか」(NPB球団編成担当)との批判も広まっている。12球団の中には、こうした経緯からこの上沢の代理人とは取引をしない球団もあるという。

もちろん、プロ野球選手である以上、条件を引き上げてもらうことは悪い話ではない。しかし、移籍の過程が釈然としない形でライバル球団に引き抜かれている格好で、複雑な思いを抱くファンも少なくない。26日に予定される入団会見で上沢は移籍の決め手や古巣の日本ハムファンに対して、どんな思いを語るのだろうか。

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