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仙女がレスリングレジェンドとの〝強力タッグ〟で技術力向上へ 里村明衣子「プロレスは本当に基礎が大事」

東スポWEB 2024年12月20日 6時4分

女子プロレス「センダイガールズ(仙女)」が、レスリングレジェンドとの〝強力タッグ〟で技術力向上を目指している。

レスリングの全日本選手権(東京スポーツ新聞格技振興財団協賛)初日(19日、国立代々木競技場第二体育館)、来賓席でひときわ目立っていたのが仙女の社長で来年4月に引退する里村明衣子とレスリング出身の橋本千紘だ。

仙女は来年3月19日に同じ代々木第二体育館で大会を開催する。「同じ会場で大会を開催しますし、今後、橋本の師匠である吉村祥子さんに本格的に技術を教えてもらったり、交流させていただけたらと思い、今日は第一歩で視察に来ました」(里村)と理由を語った。

米・WWEとコーチ兼選手契約を結ぶほどの里村にとって、女子プロレスの技術向上は緊急課題だ。「プロレスは本当に基礎が大事。でも今、女子プロレスラーの基礎がおろそかになっていて、見直しをしなくてはいけないと感じている。仙女から変えていけたら」と決意は固い。

ラブコールを受けた吉村氏は、元世界王者で指導者としても数多くの名選手を輩出している。橋本の恩師で、仙女入りの橋渡しをした存在でもある。日本の女子レスリング草創期には、全日本女子プロレスのオーディション出場者やプロレスラーの卵に声をかけ選手を集めるなど、女子プロレスが大きな役割を果たした経緯がある。

吉村氏は「プロレスの力をお借りしてきているので、時代を経て、またお互いに盛り上げていけたらいい。私が力になれるのであれば」と前向き。新たな逸材誕生にもつながりそうだ。

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