イングランド・プレミアリーグの名門リバプールに所属する日本代表MF遠藤航(31)の評価が急上昇中だ。
遠藤は18日のイングランドリーグカップ準々決勝サウサンプトン戦で今季3度目となるスタメン入り。しかもセンターバックを務め、今季初のフル出場で2―1の勝利に貢献した。英メディア「リバプールワールド」は選手採点で7点を付けて「臨時のセンターバックとして戦術的な才覚を発揮」などと高く評価し、絶賛した。
さらに英メディア「This is Anfield」は遠藤のパフォーマンスについて「統計はウソをつかない」とし、遠藤のデータの注目し「日本代表選手ほどデュエル(13回中11回)やタックル(4回中4回)で勝った選手はいない。グラウンドでのデュエルでは100%の成功率(8回中8回)を記録した」と絶賛した。
また、同メディアによると、空中戦のデュエルも5回中3回に成功。身長178センチながら209センチのナイジェリア代表FWポール・オヌアチェにも競り勝っている。パスの成功率は93%(85回中79回)。インターセプト2回、リカバリー4回、クリア2回を記録したという。さらに「遠藤は誰よりもファウルを受けた(4回)が、自身は一度もファウルを犯さなかった。これは過小評価されている資質だ」と報じた。
同メディアは「遠藤はリバプールが必要としていた経験豊富なリーダー」とし「これまでよりもずっと頼りにされる存在であることを示した」と指摘していた。