お笑いコンビ「ナインティナイン」が、19日深夜放送のニッポン放送「ナインティナインのオールナイトニッポン」で、テレビ番組に出始めたばかりのころの苦労を明かした。
ナイナイは1992年にスタートしたテレビ東京の「浅草橋ヤング洋品店」にレギュラー出演したが、岡村隆史は「『お前たち、何もできないんだな』ってテリー伊藤さんに…。『ダメだな』みたいなこと言われるわけですよ」と当時を振り返った。
続けて「レポートしてくれ、と言われてもレポートの仕方が分からないんですよ」などと話すと、矢部浩之も「レポートなんか経験ないとアカンよね」。
さらに岡村は、大きな特番に出演した時に「板東英二さんに袖、バー、ウチの相方なんか引っ張られて、『出るとこちゃう、今! ここ』みたいな、な? そんなんもあったりして」。矢部は「数少ないけど、やっぱつらい思いはしてきました」と明かした。
また「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ」(日本テレビ系)でもつらい思い出があるという。岡村は「金粉ダジャレマラソン(というコーナー)、ダジャレ思いついてもボタン押せないんですよ。もうたけし軍団さんとかに割って入ってダジャレ言う勇気もない。何にもでけへん」。
その時に慰めてくれた芸人がいたという。岡村は「で、(グレート)義太夫さんが後ろから背中流してくれはるっていう…。あれはもう優しさ。義太夫さんの。『何もできなかったね、お前たち』みたいな」と話していた。