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石丸志門被告 SMILE―UP.との第1回口頭弁論「利益剰余金は2639億円ある」「均等分配すればいい」

東スポWEB 2024年12月20日 16時22分

故ジャニー喜多川氏の性加害を受けた石丸志門氏の被害補償額をめぐっての債務不存在確認請求事件の第1回口頭弁論が20日、さいたま地裁(鈴木和典裁判長)で行われた。

性加害問題の補償業務を行うSMILE―UP.は原告となり、被告の石丸志門氏に対する損害倍賞債務が、1800万円を超えて存在しないことを確認する民事訴訟を起こした。

弁護人を雇わず1人で法廷に立った石丸被告は「SMILE―UP.の利益剰余金は2639億円ある」などと述べ、「剰余金は均等分配すればいい。均等分配できない合理的な理由はありますか?」と主張した。

石丸被告が求める補償額は18億4568万32円。「私が10分の1、SMILE―UP.の提示額の10倍の、1億8000万で手を打つと言っています。むしろ安いと思いませんか?」と発言した。

裁判は約10分ほどで閉廷。その後、別室で次回の期日などを決めたという。

初公判後、石丸被告は「SMILE―UP.はさっき別室で『いや現金で全部持っているわけじゃないんです』って言っていましたが、資産は資産なので。2639億持っているのであれば、その金額はきちんと被害者に分配されるべきだろう」と話した。

被告と原告は補償額をめぐって調停を行っていたが決着がつかず、裁判を行うことになった。

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