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「ヤンキース大谷翔平」あった! エンゼルス〝幻のGM〟が「大谷はトレードされるべきだった」

東スポWEB 2024年12月20日 17時22分

エンゼルス〝幻のGM〟がドジャース・大谷翔平投手(30)の去就にまつわる意見をつぶやき、注目を集めている。

声の主は2010年から21年までエンゼルスの実況アナウンサーを務めたビクター・ロハス氏(56)で「オオタニサーン!」というセリフを思い出すファンも多いはずだ。投手としてエンゼルスのマイナーでプレーし、21年にはレンジャーズ傘下2AのGM兼球団社長に就任。現在はNAIAオタワ大学のアシスタントヘッドコーチ兼リクルートコーディネーターを務めている。

そんなロハス氏は20年にエンゼルスのビリー・エプラー前GMが解任された直後に、エンゼルスのGM職に応募。最終的に新GMには現職のペリー・ミナシアン氏(44)が選ばれた。

ロハス氏は19日(日本時間20日)、自身のXに「(大谷は)トレードされるべきだった。いずれにせよ、トランプのカードハウスは崩壊する運命だった」と投稿。これは球宴に3度出場し、23年には打点王を獲得したアストロズの主砲、カイル・タッカー外野手(27)が来オフのFAを前にカブスにトレードされたというニュースを受けてのもの。大谷もシーズン終了後にFAを控えていた昨年7月、ヤンキースなど複数球団からトレードを打診されたが、チームは放出しなかった。つまり、当時のGMがミナシアン氏ではなく、ロハス氏だった場合、大谷はトレードに出されていたかもしれないのだ。

そうなっていれば「ドジャース・大谷」も空前絶後の「54本塁打―59盗塁」の大記録も実現していなかったかも…。この投稿は話題を呼び、米メディア「ザ・ビッグリード」は「もし(オーナーの)モレノがドジャースが大谷に提示した金額と同額を払っていたらどうなっていただろう? もしエンゼルスがナミシアンではなくロハスをGMとして雇っていたらどうなっていただろう? もしモレノが2022年8月に売却を検討していると初めて発表した後、チームを売却していたらどうなっていただろう? 今のところすべては仮設の領域にとどまっている」と興味深く報じた。

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