ミュージシャンのGACKT(51)が20日、自身の「X」(旧ツイッター)を更新。大麻の使用が禁止されたことを受けて持論を語った。
12日から、「麻薬及び向精神薬取締法」により大麻の所持だけでなく使用も禁止された。
規制強化を受けてGACKTは「アメリカとは異なる方向に進む日本。だが、今回の法律強化は『ダメなものはダメ』とさらに日本のルールが明確化されただけの話だ」と指摘。
続けて「国が違えばルールも違い、常識も異なる。(中略)結局、どこにいても大事なのは、その国のルールや礼儀への敬意を持った振る舞い。『日本ではダメ』と言われていることをしたいなら、それがOKな国で生きればいいだけ。『やっちゃいけないことはやるな』っていう子供でも分かるシンプルな話だ」と語った。
しかし、現実はそううまくはいかない。「日本人の多くは世界の常識を知らず、外国人も日本の常識を理解していないことが多い」と指摘すると「だからこそ、両者にとってのガイドラインを整備する必要がある。ガイドラインがあやふやなら、混乱を招き問題が増えるばかり」と話した。
そして「いっそのこと、鎖国して自国だけで成り立つ道を模索するのも一つの手かもしれない。もっとも、今の時代、それは不可能に近いが」と続けると「ちなみに、ボクは鎖国賛成派」と立場を表明。「オマエはどうだ?」と語りかけた。