ボートレース住之江のSG「第39回グランプリ」は20日、トライアル2nd第2戦が行われた。
馬場貴也(40=滋賀)はトライアル2nd第2戦の4日目11Rで2コースから差して粘ると、2Mは持ち前の強烈ターンで3番手から2番手に浮上。「足は悪くはないけど、もう少し手前の押しが欲しい感じだった。行き足のつながりももっと良くなって欲しい。ペラもやるけど、リング辺りも点検してみる」と納得の行く状態まで試行錯誤が続ける。
ここまで1、2着と順調な航跡を描いている。「今のところはこれ以上ない結果だと思う。流れもいいですね」と納得の口ぶり。今年はまるがめメモリアルで5回目となるSG制覇。賞金ランク1位とボートレース界をけん引してきた。
今節の意気込みに関して聞かれると「〝獲る〟の2文字です」ときっぱり。3走目は4枠からの勝負。不惑を迎えて強さを増す馬場が、自らの手で栄冠をたぐり寄せる。