KAT―TUNの亀梨和也(38)がドラマ「外道の歌」(DMM TV)で演じる役を原作に忠実に再現し、作品のファンが大喜びしているという。
窪塚洋介と亀梨がダブル主演を務める同ドラマは、渡邊ダイスケ氏による漫画「善悪の屑」と、その続編「外道の歌」を実写化したもの。「カモ」こと鴨ノ目武(窪塚)と「トラ」こと島田虎信(亀梨)が〝復讐屋〟として、法から逃れた加害者に被害者に代わって復讐を下す姿を描く。描写があまりにも過激すぎてテレビでは実写化が難しいと言われてきた作品だけに、原作ファンも注目する作品だった。
その第1話が今月6日から配信されたが、ユーチューブの公式チャンネルでも「『外道の歌』1話(YouTube特別編集Ver)」として約30分間に編集された動画を13日に公開。すると、この動画が1週間で再生回数104万回突破した(20日現在)。芸能関係者の話。
「ドラマの宣伝動画はなかなか数字が伸びないものですが、1週間で104万回はかなりのスピードです。コメント欄やSNSには『原作の雰囲気が生かされている』『クオリティーが高い』と絶賛の声が相次いでいます。特に亀梨の演じているトラは『そのまんまだ』と原作ファンをうならせています」
たしかに、亀梨の適度にくねったロン毛や顔のパーツ、タトゥーを含めた雰囲気が原作のトラにそっくり。漫画の実写化は、どこまで忠実に再現されているかが一つのポイントだけに、原作ファンが評価するのも当然だろう。
同関係者は「漫画の実写化でありがちなのが、タレントのイメージも配慮されて中途半端に再現されてしまうこと。これでは〝原作改悪〟などと原作ファンに叩かれてしまいます。今回は成功しているということです」と指摘している。