政治ジャーナリストの青山和弘氏が21日、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」に出演した。
番組ではトランプ次期大統領が側近にイエスマンばかりを集める人事を行なっていることを取り上げた。青山氏は「(日本も)トランプ対策でオールジャパンで組まなきゃいけない。そういう意味では親交のあった麻生(太郎)さん、茂木(敏充)前幹事長とかね」と人脈を活用することを提言した。
先日、安倍晋三元首相の妻・昭恵氏がトランプ次期大統領夫妻と会食した。「昭恵さんも今回、会いに行ったんだから石破(茂)さんも会わなきゃいけないんだけど。石破さんって『俺には俺のやり方がある』みたいな感じで。安倍さんと同じようなことをやれと言われるのがすごい嫌なんですよ」と述べた。
青山氏によると麻生氏も石破首相のそうした姿勢を嘆いているという。「麻生さんも国益のためならお願いされたらなんでもやるよって言ってるんだけどお願いに来ないって文句言ってるんです。『お願いにくれば俺もやるのに来ねぇんだよな』みたいな感じなんですよ」と明かした。
共演者の国民民主党の玉木雄一郎氏が頭を抱えるとMCの東野幸治から「玉木さん、下を向くのをやめてもらっていいですか」と突っ込まれていた。