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ちょっと贅沢な年越しそば「最強」の名前にふさわしい!【人気ブロガー厳選新作カップめん5品】

東スポWEB 2024年12月21日 12時9分

【カップめん評論家taka :a激推し!トレンド最前線】大人気ブロガーがカップめんの〝推せる新作〟を徹底解説する好評企画。本年ラストの今回も、そば、うどん、ラーメンなど必食の5商品をピックアップしました!

本年ラスト「年明けうどん」も紹介しています!

【過去10年で1番売れた味!】日清食品「日清の最強どん兵衛 鴨だしそば」(280円+税)

日清の最強どん兵衛とは、めん・つゆ・具材すべてを極めた「どん兵衛」の上位モデルで、2022年3月28日発売の「きつねうどん」及び「かき揚げそば」を皮切りに発足。その流れを汲む“第3の最強どん兵衛”として現れた「鴨だしそば」は、昨年12月4日に登場するや否や“過去10年間の「どん兵衛」歴代バリエーション中ぶっちぎりの売上No.1”を叩き出し、再販を望む声が後を絶たず、満を持しての復活を遂げたのが本商品。

結論からいうと昨年から中身は変わっていないため、まったく調整なしの再販なのですが、結果オーライ。いつもより存在感のある太そばに、鴨オイルの圧倒的な臨場感を打ち出した液体つゆ、さらに炭火で焼いたような風味が楽しめる香ばしつくねも健在。まさに「最強」の名に相応しい「どん兵衛」なので、再販を楽しみにされていた方はもちろん、ちょっと贅沢な年越しカップそばを探しているそこのあなた、これです。

【たぬきつのコスパがスゴかった】東洋水産「黄金色のたぬきつうどん」(259円+税)

マルちゃんの「きつね」と「たぬき」といえば、言わずと知れた「赤」と「緑」が代表的。そんな「きつね」と「たぬき」の魅力を詰め込んだのが黄金色(こがねいろ)の「たぬきつ」で、たぬき(揚げ玉)ときつね(お揚げ)入りであることを特徴に掲げているのですが、言及しておきたいのが希望小売価格。現在、大盛りバケツ型の即席カップめんは271円(税別)を基準としているメーカーが多いところ、本商品は259円(税別)と事実上の標準を下回る値段。

うどんは「赤いきつね」の系譜に連なるフライうどんで、きつねは刻みではなく1枚お揚げ。たぬきは小えび天ぷら、オニオン揚げ玉、アオサ揚げ玉の組み合わせから「緑のたぬき」の要素は控えめですが、関西風の繊細なつゆに「きつね」と「たぬき」の旨みが滲み出てくる、後半にかけての盛り上がりとコスパの高さが印象的な一杯。ここに梅干しをトッピングすれば、元旦から1月15日までに食べる「年明けうどん」の需要にも応えてくれますよ。

【最強の辛さ、再現。】ファミマル「味仙本店監修 激辛台湾ラーメン エイリアン」(258円+税)

味仙(みせん)とは、台湾ラーメン発祥の店として知られる愛知県名古屋市の名店で、その味わいを再現したカップラーメンは9年以上前から販売されているのですが、お店で選べる辛さレベル(アメリカン、ノーマル、イタリアン、メキシカン、アフリカン、エイリアン)の中で最強の辛さを誇る「エイリアン」の再現はシリーズ史上初の試み。

めんと具材は通常の「台湾ラーメン」と共通ですが、スープの刺激は圧倒的に強く、じわじわ後半にかけて追い上げてくる蓄積型。しかし、蒙古タンメン中本きっての北極や井の庄が誇る辛辛魚などと比較した場合、体感的な辛さは8割程度。それだけに旨みを感じる余白が多く、ガーリックの強さやジャンキーな甘さもあいまって、かなり中毒性の高い一杯でした。しれっと山椒のアクセントも添えてあったので、その緻密な仕込みにも注目してみてください。

【唯一無二の個性派!】セブンプレミアム「ほうれん草たくさんミルク仕上げ塩ラーメン」(158円+税)

ほうれん草を使ったカップラーメンといえば、まぁだいたい家系ラーメンが定番だったりするんですけど、こちらは「ミルク仕上げの塩ラーメン」ということで、家系とは真逆のシャレオツなイメージ(多方面にスミマセン)。実際の仕上がりもポタージュ系の味わいで、比較的にサラッとしているのですが、ふわっとバターの風味が香る洋風テイスト。

そして、主役のほうれん草は草生えるほどのボリューム感。実は5年以上前にも販売されていたので、セブンプレミアム史上初の商品ではないけれど、類似品が思い浮かばない唯一無二の世界観。ほうれん草とポタージュ系のスープに抵抗さえなければ、ぜひ試していただきたい一杯です。

【東京・青梅の名店監修】セブン-イレブン「Ramen FeeL 塩らぁ麺」(248円+税)

Ramen FeeL(らーめんふぃーる)とは、湯河原のレジェンド「らぁ麺 飯田商店」の一番弟子・渡邊大介さんが開業したラーメン店で、2021年2月28日の創業以来、100%手作りにこだわった至高の「らぁ麺」を提供しています。その味わいを再現した本商品は、東洋水産との共同開発商品で、2022年5月に発売されたNB商品にルーツを持つ一杯。その頃と比較して、めんと具材の劣化が否めなかったんですけど、注目すべきは繊細なスープ。

鶏・豚・昆布などから抽出した旨みを軸に、ほんのりと鼻に抜ける柚子の香りや鶏油の芳ばしさなど、縦型ビッグとは思えない繊細なスープが楽しめるので、セブン-イレブンで見かけたら試す価値ありです。

本年も大変お世話になりました。これからもカップめんの魅力や見どころをお届けしますので、来年も本コーナーをよろしくお願いいたします。

※表示価格は発売時のメーカー希望小売価格です。スーパーなどでの販売価格は希望小売価格よりも安くなるケースが一般的ですが、コンビニでの販売価格はメーカー希望小売価格+8%を目安にしてください。

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