ＦＡ去就が注目されるテオスカー・ヘルナンデス外野手（３２）が「古巣に戻るのではないか」と報じられている。ドジャースをはじめ複数球団との交渉が長期化している中、ブルージェイズのスーパースターで親友のウラジミール・ゲレーロ・ジュニアが、Ｔ・ヘルナンデスとトレーニングしていることをＳＮＳで明かし、さまざまな臆測を呼んでいる。
米メディア「アルバット」は「これによりゲレーロ・ジュニアがベテラン外野手をチームに勧誘するのではないかという噂が広まった。ＭＬＢ選手たちは現在休暇中だが、Ｔヘルナンデスはジムでゲレーロ・ジュニアと一緒に懸命にトレーニングする姿が目撃されている。契約に興味を示している数球団の中にブルージェイズも含まれている」と伝えた。
Ｔヘルナンデスは２０１７年から２２年までブルージェイズに在籍し、成長させてくれた恩のある球団。今オフはフアン・ソト獲得に最後まで食い下がり、ビッグクラブに負けない資金力を知らしめている。米スポーツ専門メディア「ＥＳＰＮ」のショーンフィールド氏も古巣との再契約を予想しており「ドジャースは外野手のコンフォートと契約し、Ｔヘルナンデスと両方を守備に置く可能性は低い。そのためトロントに戻ることになるかもしれない。トロントは明らかに攻撃力を必要とし、外野の穴を埋めるためにソトを獲得しようとした。妥当なバックアッププランだ」と見ている。
しかし、そのゲレーロ・ジュニアも契約延長の交渉が成立しておらず、去就は落ち着いていない現状もある。親友との合流で事態が動くか…。