お笑いコンビ「スピードワゴン」井戸田潤が21日、読売テレビ「あさパラS」に出演。自身が演じるキャラクター「ハンバーグ師匠」の秘話を語った。
この日は、三菱UFJ銀行の行員が支店の貸金庫から十数億円相当の金品を盗み取っていた事件を特集。その中で、謝罪会見した同行の半沢淳一頭取が「半沢直樹のモデルではないか?」と話題になったことを紹介した。
実際は原作者の池井戸潤氏が「モデルは存在しません」と否定しているそうで、これを受けMCのハイヒール・リンゴは「ちなみに、ハンバーグ師匠ってモデルって?」と井戸田に話を振った。
井戸田はモデルはいないとした上で「ハンバーグ師匠、実は(相方の)小沢(一敬)さんが作ったキャラクターなんですよ」と告白。「昔、『ハンバーグ師匠』と『ライス坊や』っていう2人1組でユニットでやってたんです。ライス坊やを小沢さんがやってたんですけど、ライス坊やはやることないから『潤、俺もうやめてもいいかな?』つって。それでハンバーグ師匠が残った」と経緯を語った。
これにリンゴは「すごいな! 生え抜きなんや」と仰天。
さらに井戸田は「この話で言うと、『池井戸潤』と『井戸田潤』って字面そっくりで。ドラマが始まるたびに、数人の方が『井戸田潤がつくった』って勘違いされる」と証言した。
そのため、ネットの中で一瞬「さすが芸人さん多才だな」と称賛の声があがるが、すぐに別人と分かり「あいつにこんなものつくれる訳ない」とガッカリされるとか。井戸田は「最終的にいわれのない悪口を言われてるんです」と明かし、笑いを誘っていた。