女子プロレス「スターダム」の〝狂乱娘〟鈴季すず(22)が、来年1月5日に東京ドームで開催する新日本プロレスと米AEWの合同興行「レッスルダイナスティ」への参戦へ王手をかけた。
スターダム、米ROH、メキシコのCMLLも参加する同大会でAEWを含めた4団体の代表選手が4WAYマッチで激突する「International Women’s Cup」の開催が決定。21日の名古屋国際会議場大会では、レッスルダイナスティの出場者を決める1回戦が行われ、鈴季は小波、妃南、さくらあやと4WAYで対戦した。
4人が入り乱れる大乱闘を繰り広げ、一進一退の攻防を展開。10分過ぎ、リング上は鈴季が妃南と一騎打ち状態となると試合が動いた。
妃南の猛攻にさらされた鈴季だったが、3カウントを許さず。最後は鈴季が妃南をグランマエストロ・デ・テキーラで丸め込み3カウントを奪ってみせた。
試合後、マイクを持った鈴季は「鈴季すずが勝ったぞ! 最近ちょっと刺激が足りなかったからさ、1・5東京ドームで鈴季すずが試合して、国籍や性別、全部ひっくり返してプロレス界を変えていくから。お前ら刺激的な鈴季すずにこうご期待!」と呼びかけた。
この日と前日の大阪大会開催された1回戦を突破した鈴季、朱里、渡辺桃、稲葉ともかが、22日の八王子大会で行われる代表決定4WAYバトルに進出を決めた。
なお「International Women’s Cup」の勝者には、参加する4団体が管轄するいずれかのベルトへの挑戦権が与えられる。