ボートレース住之江のSG「グランプリシリーズ」は21日、準優勝戦が行われた。
山口剛(42=広島)は準優8Rのイン戦、コンマ06のトップタイとなるスタートから先マイしバックで後続を突き離して1着ゴール。優出を決めた。
「最初はグランプリの人たちと比べると伸びが悪かったけど、整備したら伸びがついてくるようになった。もともと出足と行き足は悪くなかった。Sの足もしっかりしてる」。相棒14号機は2連率30%と数字のないエンジンながら、整備で機力底上げに成功。グランプリ組にも引けを取らない足に仕上げた。
昨年のグランプリではトライアル1st初戦で転覆失格。今年は選出順位19位で惜しくもグランプリ出場を逃すなど悔しい思いをしてきた。それでも「目の前の一走で真剣勝負するだけ。高ぶっているとかはないお年頃になりました」とキッパリ。冷静ハンドルでSG2回目の優勝を狙う。