目と、鼻のつけ根の間のホクロは、顔の中心部分にあたるから、よく目立つ。このホクロがある女性は、一人の男性では落ち着かず、必ず浮気する。これはかなりの良家の女性でも、どんな美人でも、貞操堅固な人でも避けられない。
このホクロは、右の目頭でも左でも同じ。ただ、右のホクロの場合は自分から浮気をし、左にある人は、男から迫られてそうなってしまうようだ。
また、このホクロが男性にある場合は、人妻好きで、人妻との情事を重ねることになるだろう。
人相学の大家は、「同じホクロでも魚尾（目尻）についている人は好色家で、男性の左の目尻にこれがあれば、自発的に漁色漢となり、右にあれば、女性に慕われて彼女を囲うことになる」と語っている。
女性はこの逆だ。右にあれば、婚期が早い。サッサと自分で決めて結婚してしまう。しかも、この結婚はだいたい失敗する。どういう事情か分からないが、夫婦仲がうまくいかない相だ。相学では、目尻のホクロは「多情の相」とされる。
こうしたホクロが目尻からこめかみの生え際に寄るにしたがって、男をかわいがりたがる運命といわれる。いわゆるヒモで、とくに年下の男性をかわいがる。ホクロが左右どちらにあってもその傾向があるだろう。
眉毛のきわにホクロのある女性もヒモを持つという説もあり、とにかく、眉、目の周囲から額にかけてホクロのある女性は浮気しがちと考えられる。
◆ジャン・ルイ・松岡 早稲田大学卒。人相、手相、占星術、四柱推命術などを学び、著書に「動物性格占い」「誕生花＆誕生石物語３６６」「血液型別星占い」などがある。