ニュースキャスターの安藤優子(66)が22日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演。年収の103万円の壁の見直しについて言及した。
103万円の壁の引き上げについては20日、自民公明両党が来年度の税制改正大綱を決定。所得税の控除額を123万円に引き上げた。
国民民主党は178万円への引き上げを求めてきたが実現せず。「178万円を目指して来年から引き上げる」、「自民・公明両党として、引き続き真摯に協議を行っていく」という文言が盛り込まれた。
安藤は盛り込まれた文言に注目。「合意の文言、例えば『178万円を目指して』という、この目指してとか真摯に、とか隙を与えるようなどうにも解釈できるような言葉を入れるとこういうことになるよという見本だと思います」と指摘した。
また、「真摯とはどういう態度なのか。真摯ってなんだ、目指すってなんだ。目指すだけでしょ」と続けると「そういう隙を与える文言で同意しちゃったところでそこが失敗じゃないかなと思います」と持論を語った。