女子プロレス「スターダム」のゴッデス王座を保持する極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」のテクラ(31)が大暴れだ。
1日の上越大会で男性スタッフに暴行を働いたテクラは、22日の八王子大会まで出場停止を科されていた。だが、謹慎中の20日大阪大会に突如現れ、羽南を襲撃。激怒した羽南から対戦を要求され21日の名古屋大会から復帰していた。
22日の八王子大会でテクラは同じヘイトの小波、吏南と組み、羽南&飯田沙耶&浜辺纏と激突。渡辺桃と保持するゴッデス王座のV3戦(29日、両国国技館)で対戦する羽南&飯田と前哨戦となった。
試合が開始すると、得意の場外戦でペースを奪ったテクラは、羽南の口に手を突っ込み拷問。ヘイトが悪の連係を駆使し敵軍をボコボコにすると、10分過ぎ、小波がスプレーを持ち出した。止めに入ったレフェリーに妨害されたが、小波に気を取られている隙にテクラが羽南の顔面にスプレー攻撃をお見舞い。顔面を真っ黒に染め失神している羽南にテクラが毒グモ・デス・ドロップ(ダブルアーム式ブレード・ランナー)を決め3カウントを奪った。
大暴走したテクラは試合後もベルトで羽南を殴打。首を絞め絞首刑に処すと、小波も加わり飯田の顔面にスプレーを噴射した。2人の顔面を真っ黒に染めご満悦のテクラは「オツカレサマデシター! スケベたち、2人の顔を見て! かわいくない? 羽南、飯田は終わったよ。アンタたちにベルトは取れない。ココロガヨワイヨー」とあざ笑いリングを後にした。