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【陸上】久保凛 抜群の能力とスター性…サッカー界が〝再転向〟熱望「なでしこのエースに」

東スポWEB 2024年12月23日 5時9分

全国高校駅伝(たけびしスタジアム京都発着=女子5区間21・0975キロ)が22日に行われ、女子800メートル日本記録保持者の久保凛(東大阪大敬愛高2年)が、2区(4・0975キロ)で驚異の16人抜きを見せて区間賞を獲得した。

21位でタスキを受けた久保は、華麗なフォームからトップスピードで猛烈な追い上げを見せ、16人のごぼう抜き。一気に5位まで順位を上げて、最終的に6位となったチームの躍進に大きく貢献した。久保のタイムは12分47秒で、2019年ムッソーニ(世羅)が出した区間記録の12分15秒、06年小林祐梨子(須磨学園)の日本人最速となる12分35秒には惜しくも及ばなかったが、伝統の都大路で強烈なインパクトを残した。

〝爆走〟で周囲の度肝を抜いた久保は、サッカー日本代表で、スペインで活躍する建英(23=レアル・ソシエダード)のいとことしても有名で、自身も小学生時代はサッカー選手としてプレーしていた。

そうした背景もあり、サッカー界からは〝再転向〟を熱望する声が噴出。「スピードや身体能力はサッカーでも成功できるはずだし、華やかなスター性もある。またサッカーをやれば、なでしこのエースになれるかもしれない」とJクラブ関係者は猛プッシュする。

次世代のニューヒロインには、競技の枠を超えて熱い視線が注がれている。

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