2025年の格闘界を席巻するか。大みそか「RIZIN DECADE」(さいたまスーパーアリーナ)の「雷神番外地」で、平本蓮(26)率いるユニット「ブラックローズ(BR)」と朝倉未来(32)軍の全面対抗戦が決定した。
22日には6カードが決定。都内で行われた公開イベントに出席した未来は、自身がCEOを務める1分間格闘技「BreakingDown(ブレイキングダウン)」メンバーに加え、メインに元K―1スーパーライト級王者・安保瑠輝也を起用することを決めた。
安保は当初、大みそか大会でボクシングの元WBC世界ライト級暫定王者ライアン・ガルシア(米国)とエキシビョンマッチを行う予定だったが、ガルシアの右手負傷により延期となっていた。
一方、不気味なのがBR軍だ。平本がインフルエンザで欠席したため、安保にぶつける選手は未定。だが、関係者が「続々とBR入りを熱望する選手が現れています。はぐれ国際軍団は3人でしたが、いずれ300人くらいになるのでは」と明かすように、人選には困らないようだ。
しかも今回勝利すれば、来年はRIZINマットの中心になると予測する。「本戦の方も制圧する勢いになるでしょう。いずれBR主催の自主興行もやるのでは」(同関係者)。まずは対抗戦の行方に注目だ。