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【スターダム】ワンダー王者・なつぽい Sareeeの女子プロ大賞受賞に奮起「ベルトは誰にも渡しません」

東スポWEB 2024年12月23日 6時4分

女子プロレス「スターダム」のワンダー王者・なつぽい(29)が、親友のSareee(28)に刺激を受け王座防衛を誓った。

スターライト・キッドとのV3戦(29日、東京・両国国技館)に向け「まだまだこのベルトを持って戦いたい相手もいるし、やりたいことが山ほどあるんです。だから絶対にベルトを落とすわけにはいかない」と表情を引き締める。

これまでハイスピード王座を奪い合ってきたキッドとは、今回が8度目の一騎打ち。24日の東京・後楽園ホール大会では最後の前哨戦が控える。「キッちゃん(キッド)と前哨戦を重ねるごとに、お互いに戦いの幅がどんどん増えていくのを感じる。より燃えあがってくるものがありますね。最後の前哨戦も、どんなことをしてくるのか楽しみにしてますよ」と自信をみなぎらせた。

ここにきて、王座を防衛したい理由が増えた。プライベートでも親交が深いSareeeが「東京スポーツ新聞社制定2024プロレス大賞supported byにしたんクリニック」で女子プロレス大賞を初受賞したことだ。

親友の活躍に感化されたなつぽいは「5年前にも取れそうだった時があって、その時は取れなくて一緒にものすごい悔しがってた。なので今年ようやく受賞できて、本当にうれしくてイタリアンをごちそうしました」と明かしつつ「Sareeeが取ったことで、私も女子プロレス大賞を取りたいって気持ちが芽生えたんです」と目を輝かせた。

昨年度までのスターダム勢の受賞者は、団体最高峰ワールド王座の戴冠歴がある選手がほとんどだったため、ワンダー王座を目指していたなつぽいの視界には入っていなかったという。だが、今は違う。「今までは5★STAR優勝して赤いベルト(ワールド王座)を巻いて1年防衛したら女子プロ大賞取れるみたいな印象だったから、私には縁遠い賞だなと思ってたんです。でも今はこの白いベルトを自分の色に染めながら、女子プロレス界の頂点に立てるんだぞっていうところを見せたい」。

目標のためにも、まずは王者での越年を果たす。「来年の年末までこのベルトは誰にも渡しませんし、白も持ちながら赤とか他のベルトも巻きたい。その上で女子プロレス界でインパクトを与えていきたいと思っているので。キッちゃんには負けませんし、必ず防衛します」。妖精の防衛ロードはまだまだ続く。

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