フィギュアスケートペアの〝りくりゅう〟こと三浦璃来、木原龍一組（ともに木下グループ）は「原点回帰」で高みを目指す覚悟だ。
２３日に大阪市内で行われた世界選手権（３月、ボストン）の代表会見で三浦は「一番いい結果を残せるように頑張っていきたい」と決意を述べ、木原も「今季は悔しい試合が続いているので、世界選手権はベストな演技をできるようにしたい」と闘志を燃やした。
５年ぶりの出場となった全日本選手権（大阪・東和薬品ラクタブドーム）は優勝を果たすも、反省点も浮かび上がった一戦だった。２６年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪での「メダル獲得」を見据えるにあたり、木原は「世界選手権は五輪につながる大事な試合。ここ最近は僕たちの強さである試合を楽しむことができていなかったと少し思うので、心から楽しむところを見せたい」と展望を語った。