ヘンリー王子とメーガン妃は注目を浴び続けることに必死になり、王族を侮辱することは時間の無駄だと王室専門家が主張した。英紙サンが22日、報じた。
王室の伝記作家ヒューゴ・ビッカーズ氏は、夫妻による王室に対する激しい非難が「不評」になっている今、現在の停戦状態は「非常に良い戦略」だと述べている。
ヘンリー王子夫妻は2020年に王室を離れて以来、王室の他のメンバーをあらゆる方法で声高に批判し、16年に結婚して以来、耐えてきた王室での否定的な経験を暴露し続けてきた。
しかし、王室を攻撃をしても夫妻の支持率と人気は上がらず、将来的に王室との和解のチャンスを台無しにする可能性があることに気づいたため、ようやく攻撃を止めたのではないかとの見方が出ている。
ビッカーズ氏は、夫妻は王室を侮辱することで注目を浴び続けようと時間を無駄にしすぎたが、これが名声を維持する正しい方法ではないと、ようやく気づいたのではと主張している。
同氏は「彼らは、それ(王室批判)があまりにも多くの問題を引き起こしていたので、何の成果も得られなかったことに気づいたのです。大金を稼ぐためには、時には物議を醸したり、世間の注目を集めるようなことをしたりする必要がある」と指摘しつつ「夫妻は王室に関する否定的な話から以前ほど利益を得ておらず、より肯定的な事柄に焦点を当てざるを得なくなっている」と語った。
さらにビッカーズ氏はチャールズ国王とヘンリー王子の関係について尋ねられると、修復は可能だが妥協が必要になるだろうと考えていると述べた。
同氏は「ヘンリー王子こそが気持ちを切り替えて和解の手を差し伸べる必要がある。なぜなら、ヘンリー王子が2人の関係を難しくしているからだ」と分析した。