フランス1部モナコの日本代表MF南野拓実が、6部チーム相手の一戦で〝赤っ恥〟をかいた。
22日に行われたフランス・カップのユニオン・サンジャン戦で南野はアシストをマークするなど2得点に絡んで、4―1という順当な結果に貢献。しかし、この試合では相手GKファウジ・ラビが、2本のPKストップ。そのうち1本が南野だった。前半はFWブレール・エンボロが失敗し、後半は南野に大役が回ってきた。ゴール左を狙ったものの、ややコースが甘く横へ倒れ込んだラビにセーブされてしまい、ぼう然とした表情だった。
フランス紙「レキップ」によると、敗れたにもかかわらず〝英雄〟となったラビは「エンボロは左を向いて右にシュートして僕をごまかそうとしたけど、勝負は僕が勝ったね。南野? 助走中に彼がどこにシュートを打つかが読めたんだ」と振り返った。どちらのキッカーもまさに〝完敗〟。PKに関してさらなる精度アップが必要なようだ。