元日本代表MF山口蛍(34)が、J1神戸からJ2長崎へ完全移籍すると、両クラブから発表された。
山口はC大阪の下部組織からトップチームに昇格し、ドイツでのプレーを経て古巣復帰を果たし、19年に神戸入り。クラブ史上初のタイトルとなる天皇杯制覇やJ1連覇に貢献していた。
神戸を通じて「ヴィッセル神戸のファン、サポーターの皆さん、6年間温かく見守って、サポートしてくれてありがとうございました。ヴィッセル神戸のリーグ3連覇とACL制覇を心より願っています」とコメント。また新天地クラブから「J1昇格に向けて持てる力は全て出します! みんなで目標に向かって一丸となって、必ず昇格しましょう」と発信した。
一部報道があった中での正式決定。SNS上では、大物のJ2移籍に対する様々な反応が見られた。神戸ファンからは寂しすぎる…」と別れを惜しむ声から、長崎ファンは「山口蛍のV長崎移籍は長崎にとってメチャでかい」と歓迎する。
また「山口蛍、どういう理由で長崎なんだろう」との指摘から「恐るべしジャパネットマネー」との見解も見られた。今季はJ1昇格プレーオフで敗退しただけに、来季の自動昇格圏内入りへ大きな補強となりそうだ。