ドイツ1部マインツの元日本代表MF佐野海舟(23)が、現地で脚光を浴びている。
佐野は今夏に初の海外移籍でマインツに加入すると、すぐさまレギュラーに定着。ここまで公式戦15試合でスタメン出場を続けている。
直近では21日に行われた敵地でのEフランクフルト戦にフル出場。チームを3―1の勝利へと導いた。
佐野はドイツリーグの公式データで、今季のデュエル勝利数が172回に達して1部リーグで2位と躍進。その能力がドイツでも際立っていることを証明している。
こうした鮮烈な活躍ぶりに、ドイツ誌「キッカー」が佐野を特集。「マインツのMF佐野海舟は今季、ピッチ上で約150キロを走った。これにより、日本人は2024―25シーズンのブンデスリーガで最強の選手トップ10の一人となる」とその際立つ存在感を強調した。
活躍の背景についても言及。「佐野は、マインツ理学療法チームとの良好な連携とパートナーシップを築き、トレーニングと回復のバランスが取れていることによって、この高いレベルでのフィットネスを達成できる。これは理学療法士が常にチームとその回復に100%のケアを行うことができることを意味する」と分析した。
欧州で超一流への道を歩む佐野への期待は高まるばかりだ。