ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指すロッテの佐々木朗希投手(23)と獲得を希望する球団との面談がスタートした。米メディアによればメッツ、ヤンキース、カブスと接触したという。
そんな中、米スポーツサイトのアスレチックは23日(日本時間24日)に「(来年の)1月15日から1月23日(同16日から24日)の間に契約する公算が大きい。(中略)それまでに決断するかどうかは不明だ。佐々木と、ジョエル・ウルフ氏を含む彼の代理人は、まだ球団と面談を行う初期段階にある」と現状を解説した。
佐々木の有力な移籍先についてはドジャース、次いでパドレスが挙がっているが、同サイトは「ドジャース獲得の可能性を予測することは、(佐々木が)何を信じるかの問題だ。なぜなら佐々木とウルフ氏は、佐々木が求めていることについて十分な情報を提供していないからだ」と指摘するとこう続けた。
「例として、ウルフ氏でさえ侍ジャパンのチームメートだった大谷翔平や山本由伸らと(同じ球団で)プレーすることが、球団が彼を追いかけることに役立つかどうか確信を持てなかった」
ウインターミーティング2日目の会見で同氏は佐々木が球団を決める重要なポイントを聞かれ、「まだはっきり分からない」と答えている。また、大都市の球団に限定せずに、小中規模の市場の球団を検討する可能性を示唆した。
同サイトはドジャースが佐々木の獲得に「強気の姿勢を見せている」と述べた一方、「プロセスはまだ初期段階」とまとめた。交渉期限は米東部時間1月23日午後5時(同24日午前7時)。ギリギリの駆け引きが続きそうだ。