F1レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表が再び注目発言だ。
姉妹チームのRBに所属する角田裕毅(24)のレッドブル昇格を見送り実績に乏しいリアム・ローソンを加入させた同代表は「ユウキにチャンスを与えられないのであれば、彼を引き留める意味はあるだろうか」と去就に言及。波紋を広げている中、専門メディア「PLANETF1」は「ホーナーが角田に新たな一撃」との見出しで来季RBに加入するアイザック・ハジャールが日本人よりも有能であるとアピールしたという。
ホーナー代表は「アイザックもまた才能あるドライバーだ。彼は速い。先週のテストではユウキより速かった。注目を集めた」と指摘。わざわざ角田と比較し、コンマ5秒差で先着したと新ドライバーを持ち上げた。その上で「もう少し磨く必要はあるが、スピードはある。感銘を受けている。物事がどう展開するかを見るには興味深いでしょう」と語った。
同メディアは、角田がレッドブルRB20のマシンを運転するのは「初めての経験だった」とも付記しているが、米メディア「SI」は「角田の将来はますます不透明になっている」と報道。さらなる若手ドライバーの抜てきを検討しているとの情報もあり、角田は完全に追い込まれたといえそうだ。