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稲垣吾郎 ベートーヴェンと歩んだ10年に感慨「新しいものを壊して作るっていう感覚」

東スポWEB 2024年12月24日 21時4分

俳優・稲垣吾郎(51)が24日、都内で行われている主演舞台「No.9―不滅の旋律―」のインタビュー取材会に、女優の剛力彩芽(32)、演出家の白井晃氏(67)とともに登壇した。

同作はドイツの作曲家、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの苦悩の人生と創作の深層に迫った物語。2015年に初演、18年、20年以来4年ぶりの上演となる今回は、「第九」がウィーンで初演を迎えてから200年の節目にあたり、さらにこの日は公演100回目の節目の日だった。

稲垣は「毎日幸せを噛み締めながら演じています」とほほ笑むと「〝ベートーヴェンスイッチ〟のリモコンがオフになっても、主電源はオフになってない感じ。そういう感覚なんでしょうね」と役とともに歩んだ10年間を振り返った。

100回目を迎えたが、慢心はゼロだという。音楽やセリフを更新し、ファンを飽きさせない工夫を随所に凝らした。

「前回の成功体験をなぞるのはやっぱり良くない。マンネリしちゃうしね。全く新しいものを1から壊して作るっていう感覚でした」

稲垣の計算によると、累計来場者数は10万人以上を超えるようで「この舞台はお客さんもベートーヴェンの世界で音楽を奏でている気がするんです」とファンに感謝した。

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