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【WWE】戸澤陽 因縁の〝元パワハラ教師〟に苦杯も…盟友オーティスが仇討ちへ

東スポWEB 2024年12月25日 6時27分

WWEのユニット「アルファ・アカデミー」戸澤陽(39)が、〝元パワハラ教師〟との因縁対決に惜しくも敗れた。

昨年10月から人気ユニットの一員として奮闘を続けてきたが、2024年は4月に突如、リーダーのチャド・ゲイブルが凶暴化。オーティス、戸澤、マキシン・ドゥプリのメンバーに、昭和のコワモテ教師のように理不尽なパワーハラスメントを繰り返すようになり、戸澤は「貴様、わかっとんのか!」とリング上で公開説教されたこともあった。

それでもひたすら耐え忍び、今夏になってようやくゲイブルと決別。以降はオーティス、マキシンとのトリオで活動してきたが、クリスマスムード一色となった23日(日本時間24日)のロウ(マサチューセッツ州ボストン)では、〝元指導者〟のゲイブルと一騎打ちした。

自身が率いるユニット「アメリカン・メイド」のクリード兄弟とアイビー・ナイルをセコンドに就けたゲイブルに対し、戸澤はもちろん、盟友のオーティス&マキシンが援軍だ。リング下で一礼して、気合の乗った表情でリングインした。

序盤からゲイブルの水平チョップ連打を浴びたものの、ソバットをボディーに叩き込んで逆襲。コークスクリューキックでコーナーまで相手を吹っ飛ばした。コーナーではゲイブルの宙づり式腕十字につかまるも、オーティスが場外からゲイブルにくってかかってアシスト。オーティスに平手打ちを見舞ってからリングに戻ってきたゲイブルをくるりと丸め込み、あわやの場面をつくった。

さらにゲイブルの顔面にスーパーキックだ。戸澤は「いやあ!」の掛け声とともに、着ていたオレンジのタンクトップを破り捨てた。得意のハルク・ホーガンばりのパフォーマンスから、一気にコーナーへ駆け上がった。トドメのセントーンを放ったが、ゲイブルは下から両ヒザを立てて迎撃。カウンターをくらった戸澤は、ジャーマン3連発からパワーボムを浴び、最後はアンクルホールドで無念のタップアウトとなった。

試合後も技を解かないゲイブルにオーティスが激高し、戸澤を救い出してくれた。オーティスは次週のロウで、ゲイブルとの決着戦が決定した。

戸澤は〝元パワハラ教師〟に報復こそできなかったものの、今年も仲間とともに何だかんだと、しぶとく存在感を示してきた。来年は16年にドラゴンゲートから世界最大団体入りして節目の10年目。25年も持ち前のガッツと明るさで戦い抜く。

この日のロウは「ABEMA」にて放送された。

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