F1レッドブルのマックス・フェルスタッペン(27)が2026年にをウィリアムズに移籍する可能性があると、専門メディア「PLANETF1」が報じた。
姉妹チームRBの角田裕毅が昇格を見送られたレッドブルのエースドライバーはかねて26年からメルセデスや同年からホンダのエンジンを引き継ぐ予定のアストンマーティン入りがささやかれている。そんな中で、同メディアによると、元マクラーレンのメカニックでF1評論家のマーク・プリーストリー氏は26年に導入される新ルールにより、ウィリアムズがフェルスタッペンを誘惑するかもしれないという。
同氏は「ドライバー市場は非常に複雑だ。誰もが規則変更に基づいて行動しているからだ」とし「最高の車を生産してくれるチームを選ばなければならない。それはウィリアムズのようなチームかもしれない。ウィリアムズは大きな期待を抱きながら26年に向けて準備を進めている。フェルスタッペンにとってはチャンスかもしれない」と語った。
特にレッドブルは24年のシーズンの半ばからチームパフォーマンスが低下しており、同メディアは「26年から初めて独自設計の新型パワーユニットを導入するため、競争力を維持するのが厳しい。この課題をうまく乗り越えられるかも知れないが、ライバルメーカーほどの経験はない」と不安視。そこで王者に移籍を検討する可能性があるというわけだ。
フェルスタッペンの父で元F1ドライバーのヨス・フェルスタッペン氏は、息子の去就について「レッドブルに何が起きるかによって大きく左右される」とし「彼らが来年(25年)も正しい方向に進み、私たちがトップで競争するならマックスもそのまま残るだろう」と語り、新シーズンに優勝争いをするマシンであることが残留の条件としていた。