ロッテからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手（２３）について、ア・リーグ東地区の名門レッドソックスは現時点で面談が予定されていないと、ボストン・グローブ紙など複数の米メディアが２４日（日本時間２５日）に報じた。
同紙のアレックス・スピアー記者は自身の「Ｘ」（旧ツイッター）で「レッドソックスは日本のスター選手であるロウキ・ササキとの面談が実現するかどうかの返事をいまだ待ち続けている」と報道。レッドソックスのクレイグ・ブレスロー編成本部長は「現時点では面談の日程は入っていない。しかし、これが我々が候補から除外された最終的なものかどうかは分からない」と明かしたという。
その上でブレスロー編成本部長は「我々はもちろん彼の獲得を目指しているし、その交渉へのプロセスに参加する機会を得ることを願っている」とコメントしている。
複数の米メディアによると、これまで佐々木はヤンキース、メッツ、カブス、ホワイトソックス、ジャイアンツのほか、先週はレンジャーズと面談したと２３日に報じられ、これで６球団目。有力候補とみられるドジャースとパドレスの面談についての報道はいまだ流れていない。
一方で今季ナ・リーグ東地区優勝のフィリーズはデーブ・ドンブロウスキー編成本部長が現時点で面談の連絡がないことを漏らしており、これで報じられている限りではレッドソックスも〝スルー組〟として２球団目となったが、佐々木の思惑は一体どこにあるのか。