【公式リポーターまつかよが見たMリーガー】
先週19日は第1試合で2着になった堀慎吾選手をインタビューすることになりました。
2着インタビューというのはそもそも珍しく、かつ堀選手なので、「どうなるんだろう」と。ご存じの方も多いかもしれませんが、1着インタビューの冒頭で「今のお気持ちいかがでしょう」と質問した時の応えは「嬉しいです」、4着インタビューでは「悲しいです」というのが私と堀選手のやり取りでは〝定型〟。感情としては「嬉しい」と「悲しい」だけだったので、2着だったら何になるんだろうと気になったわけです。
堀さんも答えづらいかなと思った私は「今のお気持ち~」ではなく、質問を少し変えて「率直に対局を終えていかがでしょうか?」にしてみました。感情ひと言が難しかったとしたら、別のお答えでもいいようにしたのですが、返ってきたのは「悔しいです」。まさか〝感情ワンフレーズ〟のバリエーションが増えるとは(苦笑)…やっぱり堀さんには独特の世界観がありますよね。
勝ったときに「至極の一局」を聞くのも堀さんだけ。これはいろいろなところで話していますが、もともと人前でのおしゃべりが得意ではないものの、麻雀の話なら問題ないということで始めたものです。「至極の一局」という言葉は私の思い付きなのですが、「嬉しいです」「悲しいです」と同じく、ファンの皆さんにも浸透してきて、インタビュアー冥利に尽きます。また、堀さんは私たちが振りにくい話題、例えば「○○さんがツモってくれたおかげで勝てた」といった本音の部分を話してくれるので、インタビューに立体感が出るんですよね。今後もよろしくお願いします!