日本代MF久保建英が所属するスペイン1部レアル・ソシエダードのイマノル・アルグアシル監督が、スペイン代表MFマルティン・スビメンディの来年1月移籍を阻止しようとしている。
今季開幕前には、イングランド・プレミアリーグのリバプール入りが近づいたが残留を決断。ところが、来年1月に移籍する可能性が現地で報じられている。リバプールの再アタックやMFロドリを負傷で欠くマンチェスター・シティーも攻勢をかけると状況となってきた。
そんな中、スペインメディア「エル・ナシオナル」によると、アルグアシル監督は来年1月の退団を思いとどまるようスビメンディを説得しようとしているという。その見返りとして、来夏の移籍に関しては、容認とともに契約解除金の減額など、協力する姿勢だとした。
今季後半に中盤の要を失えば、チームの浮上は考えられないということだろうが、ビッグクラブなら契約解除金の満額6000万ユーロ(約98億円)は容易に支払い可能だ。指揮官は、スビメンディを確保しきれるのだろうか。