国民民主党の榛葉賀津也幹事長が25日、同党のユーチューブ番組「GO!GO!こくみんライブ~国民民主党ニュース2024~」に出演した。
冒頭、同党の伊藤孝恵参院議員から政策実現のため今年1年を駆け抜けた一方、元グラドルとの不倫疑惑騒動で世間をにぎわせた玉木雄一郎代表(役職停止中)について「クリスマスの夜に何をやっていると思うか」と振られた。
「いま、〝タマ一兵卒〟になったからね。寂しく(ケーキの)ロウソクを『ふぅー』とやっているんじゃないかな。『(不倫問題は)消えたー』とか言って」と〝盟友〟のクリスマスを想像した。
玉木氏は10月27日に行われた衆院選の期間中、旧民主党政権時代の失敗の一つに、子ども手当てを作ることを理由に年少扶養控除を廃止したことをあげて謝罪していた。
榛葉氏は「玉木はそういえば『謝る力』があるよね。(不倫問題では)謝ってもらわなければ困るんだけれども…」と指摘。そのうえで「趣味が玉木雄一郎だ」と公言する理由も明かした。
「誠の国民民主党を4年前につくったときに玉木が(東京)新橋で道行くサラリーマンに対し、頭を下げて『すいません。(民主党政権が年少扶養控除を廃止してから)11年間、私に責任がある』と言ってね、グッときたよね。あれから4年、まだ(玉木氏は)謝っているなぁ…」と苦笑いを浮かべて述べた。
玉木氏といえば、役職停止中でも同党の政策を自身の「X」(旧ツイッター)などで発信して話題を集めている。
しかし、視聴者からのライブチャットには「代表の役職停止中ってなんなんだ」と批判の声も上がった。
これに榛葉氏は「逆に言うと、他党が嫉妬しているんじゃないのか。うちの支援者からは『(玉木氏は)反省しろ!』というよりも、『玉木さんは原点に返って初当選した1期生の心境でがむしゃらになっている』とみていると思うね。彼は謙虚さは忘れていません。私と会う時も常に低姿勢。玉木さんはこの(不倫騒動の)失敗を忘れていない」と断言した。