フィギュアスケート男子で五輪2連覇を果たしたプロスケーター・羽生結弦(30)が〝新たな領域〟を披露した。
羽生と写真家の蜷川実花氏がタッグを組んだ写真集「羽生結弦写真集 Tai」(朝日新聞出版)が来年3月21日に発売することが発表された。これまで撮影した18シチュエーション、約5000カットから厳選した永久保存版で、カレンダーやDVDなども付いており、完全予約販売制(来年1月6日まで)だという。
当撮影では2人が初タッグを組んだ2018年の「青バラ」のセットを使用。羽生は「実花さんのシャッターと向き合う中で、少しずつ今の自分が思う表情に切り替わっていきました。同じシチュエーションでも全く異なる写真たちを楽しんでいただけたらうれしいです」とコメントを寄せ、蜷川氏は「同じセットだからこそ、羽生さんがこの6年間で体得された表現力のすごさがよりはっきりと感じ取れる写真が生まれました」と感謝を口にした。
同社の担当者は「第一線で活躍する羽生さんと実花さん。ともに多忙なお二人のスケジュールを調整できるのか不安はありましたが、関係各所、そしてお二人のお力添えもあり、実現しました。ヘアメイク、スタイリストについても、18年当時にご一緒したお二人にご参加いただきました。30歳を迎えた羽生さんを捉えた貴重な写真の数々をあますところなく収録しています。唯一無二の表現者たちが生み出した最新カットにご期待ください」とコメントしている。