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【F1】角田裕毅のキャデラック移籍巡りペレス、リカルドと〝因縁バトル〟が勃発へ

東スポWEB 2024年12月26日 5時9分

F1のRBに所属する角田裕毅(24)の将来的な移籍先に2026年からF1に参戦するキャデラックが浮上する中で、レッドブルを解雇されたセルジオ・ペレス、今季途中にRBに同じく解雇されたダニエル・リカルドと〝因縁の三つ巴〟バトルが展開される可能性が出てきた。

角田は今季鮮烈なパフォーマンスを発揮して評価を高め、レッドブルでセルジオ・ペレスの解任論が浮上した際には後任の有力候補に浮上。実力や実績は申し分なかったが、最後は人事権を握るレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表の意向によってリアム・ローソンが昇格。角田は落選で涙を飲んだ。

RBとの契約が来季までの角田はレッドブルグループからの退団が既定路線と噂されており、早くも移籍先をめぐって英モータースポーツ専門メディア「モータースポーツウイーク」がキャデラック入団の可能性を報じるなど注目を集めている。

だが、キャデラックのシートの座も一筋縄ではいかなそうだ。メキシコメディア「エル・マナナ」は「チェコ(ペレスの愛称)がキャデラックチームに加わる可能性」、同国メディア「オーレ」も「チェコ・ペレスはキャデラックから26年のF1復帰に前向きなシグナルを受け取った」とペレスの母国メディアが次々とキャデラック移籍を伝えた。

また、リカルドも有力候補に浮上。ネットフリックスのドキュメンタリーシリーズ「Drive to Survive」の主役を務めたことで世界中で人気を誇る背景もあり、キャデラックがリカルド獲りに動くと欧州各国メディアが予想。ドイツ紙「ビルト」は「リカルドのキャデラックでの復帰は、新チームの人気をゼロから100に跳ね上げるだろう」、英スポーツ専門放送局「スカイ」の解説者ナオミ・シフ氏も「最初はチームの急速な成長を助けるために、経験豊富なドライバーを据えるのが賢明かもしれない」となどとリカルドをプッシュした。

角田にとって2人は、今季までレッドブルグループで同じ釜の飯を食った盟友。キャデラック移籍をめぐるバトルが勃発するのか、動向が気になるところだ。

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