タレントの中居正広(52)の女性トラブルをめぐる情報は水面下で今秋、業界中で流れていた。これが19日、女性セブンで報じられて明るみに出ると、テレビ各局の動きが一気に加速した。テレビ局関係者の話。
「各局の朝、昼の情報番組のスタッフは中居さんが出演した番組のVTRなど過去の素材を集めることに奔走していました。初報以降、騒動に発展することを見越してのことでした」
中居は各局にレギュラー番組を持っている。その数は計5本で、3本は冠番組。フジテレビ系「だれかtoなかい」、TBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」「THE MC3」、テレビ朝日系「中居正広の土曜日な会」、日本テレビ系「ザ!世界仰天ニュース」だ。
6年ぶりの復活となる日テレ系「ナカイの窓 復活SP」は27日、テレビ東京系「芸能界オールスター草野球」は30日、それぞれ放送される。レギュラーと特番を含めるとキー全5局で今後の放送を控え、女性トラブルの影響を受けそうだ。
制作会社関係者は「中居さんのレギュラー番組がある各局や特番を控える局は大慌てです。各局は①刑事事件ではない、②相手が未成年ではない、③中居さんは独身で不倫ではない、④女性との間で解決している――といった点を踏まえ、放送可否を判断します」と指摘。
その上で「今のテレビ各局は女性トラブルに厳しい目を向けています。解決しているとはいえ、今後の収録中止や収録済みのお蔵入りはあり得ます」と話した。