スペイン1部レアル・マドリードのフランス代表FWキリアン・エムバぺ(26)に異変が生じているようだ。
スペインメディア「BESOCCER」によると、エムバペが2024年に決めたゴール数は39にとどまり、50得点に届かなかったのは20年以来という。この結果に同メディアは「フランス人がRマドリードの最初のシーズンで苦戦したことを物語っている」とし「FWとして得点本能の衰えはかなり顕著に見える」と報じた。
エムバぺは新型コロナウイルス禍の影響にあった20年に29得点だったが、21年には51ゴール、22年は56ゴール、23年も52ゴールをマークしていた。同メディアは「24年にRマドリードで決めたゴールは14。しかし期待はさらに高い。新世代を象徴する運命にあるサッカー選手にとって高すぎたため、24年は彼にとってどん底の年になった」と伝えた。
その一方で、新加入のため「まだチームにフィットしていない」と報じられているエムバペは先日「僕はもっとできる。自分の足にはもっと力がある。僕はどん底に落ちた。PKも外した。このユニホームのためにもっと個性的にプレーしなければならないと悟った」と再浮上を誓っていたという。
同メディアは「エムバペは『Rマドリードとの契約を誰も後悔することはない』と約束した。この男が使命を果たせるかどうかはまだわからない」と指摘していた。