米国・AEWの「AEW DYNAMITE」が25日(日本時間26日)に放送され、「コンチネンタル・クラシック」ブルーリーグ公式戦でコンチネンタル王者のオカダ・カズチカ(37)が準決勝進出を決めた。
自身の持つコンチネンタル王座をかけたリーグ戦で、ブルーリーグのオカダはここまで2勝1分け1敗で勝ち点7。勝てば2位以上が決まる最終公式戦で、新日本プロレス参戦歴もあるシェルトン・ベンジャミンと対戦した。
ベンジャミンをマネークリップに捕らえたオカダは、リバースネックブリーカー、ジャーマンスープレックスと猛攻をしかける。しかしレインメーカーをかわされると、投げ捨てジャーマン2連発で形勢逆転を許した。
ドロップキックからのレインメーカーで反撃を試みたものの、これをかわされるとカウンターのペイダートを浴びてしまう。それでもオカダはこれをカウント2でキックアウト。ベンジャミンの追撃を阻止すると、一気にレインメーカーをさく裂させて3カウントを奪ってみせた。試合後のリング上で握手を求めてきたベンジャミンに応じたオカダだったが、額の汗を拭うふりをして中指を立てていた姿をカメラは見逃していなかった…。
この後の公式戦でカイル・フレッチャーがダニエル・ガルシアに勝利を収めて勝ち点を12に伸ばしたため、勝ち点10のオカダはブルーリーグを2位で突破。次回PPV「WORLDS END」(28日=日本時間29日)で行われる準決勝で、ゴールドリーグ1位のリコシェと激突することが決定した。なお準決勝もう1試合はフレッチャーとウィル・オスプレイの因縁の顔合わせとなった。