イングランド・プレミアリーグのトットナムを指揮するアンジェ・ポステコグルー監督が、自身に対する批判に反論した。
昨季はチームをリーグ5位に導いた元J1横浜M監督は2年目の今季、ここまで11位にとどまる。そのため、評論家やファンから采配を批判をする声が上がり、解任の可能性を報じられることも出てきた。
そんな中、英紙「デーリー・メール」によると、ポステコグルー監督は「人々は、もっと守備的になるべきだと言う。つまり攻撃的なアプローチを抑制する必要があるということだ。しかし守備的になりすぎると、人々はもう少し攻撃的になるべきだと言う。そうやって完璧を求めるが、そんなものは存在しない。どんな道を選ぼうとも、痛みや困難はつきものだ」と主張した。
プロスポーツは結果が全ての世界であるとはいえ、指揮官は「人によっては、常に結果だけで白黒を判断する。勝っていれば、私のシステムは素晴らしい、私の信念は素晴らしい、私の哲学は素晴らしい。そして負けていれば、それが否定される」と皮肉を込めた。