ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)との対戦が待望されているWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(M・T)が注目発言を行った。
米専門メディア「ボクシング・シーン」は中谷のインタビュー記事を掲載。中谷は井上との対決について「来年かもしれないし、もっと先かもしれない。本当にわからない。でも、楽しみにしています。日本だけでなく、世界的なビッグファイトになるでしょう。彼(井上)はパウンド・フォー・パウンド(PFP)のトップファイターの一人として評価されているし、私も彼を尊敬しています。私も彼に影響を受けて、PFPのランキングを上げたいと思っています」と語っている。
さらに中谷は、新たなスター候補として注目を集めるWBC世界スーパーフライ級王者ジェシー〝バム〟ロドリゲス(米国)と対戦する可能性についても言及し「階級が近いので、すべてタイミング次第です」と否定せず。その上で「井上選手とも階級が近いですしね。全てはタイミング次第で、どのファイターと戦ってもいいように準備するだけです」と強敵との対戦に意欲を示した。