女性トラブルが報じられている中居正広(52)について、法律のプロたちはどう見ているのか。
中居はトラブルの解決金としてその女性に9000万円を支払ったとされる。弁護士の福永活也氏は自身のユーチューブで「9000万円が事実ならメチャクチャ高い。法律関係に多少、携わっている人なら誰でも分かるが、相場からするとすごく高い」とその額に驚くばかり。
アディーレ法律事務所の創業者で弁護士の石丸幸人氏もユーチューブで、「相場は幅があるが、強姦致傷罪で400万~600万円。死亡事故で2500万円~3000万円、ジャニーズの性加害は1件1800万円が提示されていた。このへんの相場観から見てもいかに高いかが分かる。示談は加害者の立場や資力、被害感情の強さによって上下するが、ほとんどが守秘義務条項、口止め料と考えていい」と指摘した。
一方、あるベテラン弁護士は9000万円という額について「被害者がトラブルによって仕事ができなくなったなどした場合の逸失利益を考慮した額でしょう。問題なく仕事をしていれば手にしたであろうお金を上乗せしていると考えられます」と解説した。
週刊文春によると被害者が弁護士を探した際に中居の名前を出すと断られたという。大物芸能人が加害者となると弁護士はひるむのか。
「文春のその部分は意外な印象を受けました。弁護士が受けないということはないと思うんですよ。ただ、メディアに出演するような弁護士の場合は尻込みすることはあり得ますね。自身のメディア仕事に影響が出るかもしれませんから」(同)
当事者はどちらも詳細を明かさないとみられ、何が起きたかはこれからも不明のままかもしれない。
「SNSでは過去に中居さんについて書かれた別の醜聞が蒸し返されています。今回のことと合わせて中居さんのイメージが変わったという人もいるでしょう。しばらくはテレビに出ないという選択もあるのではないか」とマイナスのイメージが先行しそうだと指摘した。