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松本人志へのインタビューを行った中西正男氏 言葉に感じた〝不信感〟「これは原稿に書いてない」

東スポWEB 2024年12月27日 18時29分

松本人志にインタビュー取材を行った芸能記者・中西正男氏が27日、関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」に出演。同インタビューで感じたことなどについて語った。

松本は25日に配信されたインタビュー記事で、中西氏の取材に回答した。1月に女性問題を報じた週刊文春の発行元である文芸春秋らを相手取って東京地裁に提訴し、芸能活動を休止して以来の〝生の声〟とあって大きな話題を呼んでいる。

その反響について中西氏は「僕みたいなもんのSNSにもものすごい数のコメントをいただきまして。松本さんのことを応援する人もいれば、松本さんのことを快く思ってない人もいて、世の中の関心が分断じゃないけども、ものすごい熱を持ってこのニュースを見てはる人が多いねんなあと、改めて痛感しましたけどね」と感想を述べた。

続いて「書いた側の僕の所にも〝賛〟の人は『中西さんありがとう。松ちゃんに寄り添ってくれて』みたいな。僕も別に松本さんの味方で行ってるわけでもなんでもない、『寄り添ってくれて』って言われるのも、違うなと思うんですけど。反対の人は僕のとこにキツい言葉も来ますし、ものすごい熱を持ってみなさん見てはんねんなあと、いや応なしに思いましたね」と、その反応の大きさに戸惑いを隠さなかった。

また、インタビューの中で松本は会見をしない理由について「文春側と話し合いで決着がついたことなので、僕一人が公の場で話すわけにはいかない」などと説明したが、中西氏は「これは原稿に書いてないですし、松本さんが直接おっしゃったことではない。僕が言葉の端々からものすごい感じたことは、会見やらなかったのは(インタビュー記事に載った理由と)もう一つ、いわゆる報道とかメディアへの不信感みたいなものが、この1年間で大きくなったのかなあと」と分析。

その上で「例えば会見をやったとしても、それがワイドショーとか情報番組で番組の皆さんが、当たり前やけど『ここがええ』ってチョイスして放送される。それをスタジオにいるコメンテーターの方がいろいろ言う。そしたら自分がほんまに伝えたかったこととは違う形で、どんどん無限増殖していく。そういうことに対する不信感みたいなものが、すごいあったのかなと。僕は話聞いたものとして、それは強く感じはましたけどね」と明かしていた。

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