DDT28日の両国国技館大会で、肉体派俳優の桜庭大翔(28)がプロレスデビューを果たした。
桜庭は10月20日の後楽園大会でリング上からあいさつを行ったが、その際に悪のユニット「ダムネーションT.A」を率いる佐々木大輔から「君の才能が…。悪党の才能がある。俺たちと一緒に開花させようじゃないか」と共闘を求められてまさかの呼応。この日はKANON、MJポーと組んでHARASHIMA、飯野雄貴、高尾蒼馬組と対戦した。
試合で桜庭は、プロレスラーに全く引けを取らない肉体を活かして活躍だ。HARASHIMAをショルダータックルで吹っ飛ばしたかと思えば、飯野とタックル合戦の末にラリアートでなぎ倒すなど自慢のパワーで自軍に貢献。最後はKANONが高尾を沈めて3カウントでダムネーションが勝利した。
試合後、桜庭は「俺がDDTに来たからには、これからはダムネーションT.Aの時代だ。いいか、飯野…いや、その他全員、かかってこいや!」と雄たけびだ。またやっかいなモンスターが、極悪軍団に加わってしまった。