川口オート「スーパースターフェスタ2024 ~SG第39回スーパースター王座決定戦~ ~スーパースターシリーズ戦 平尾昌晃杯」は28日、2日目を開催した。森且行(50=川口)の2日目は2着。準決勝戦進出はほぼ当確だが…。
先に抜け出した阿部剛士(46=川口)にグイグイ迫る見せ場十分の内容だが、引き揚げるなり「跳ねちゃうなー」と不満が口を突いた。
「コーナーの入りでダダダって来ちゃうから思い切り突っ込めない。いろいろやってるんだけどね、何なんだろう。最後(仕掛けに)いきたいんだけど、初日(戒告で減点)みたいになっても嫌だし…。エンジンも滑らかさがなく重たいんだよ」
それでも、道中の追い足は試走3・30以上に迫力十分。特に終盤のレース足は見どころがあった。整備日にエンジンに手を入れた効果もあり、マシンのベースは明らかに上がっている。
「レース足がいいからエンジンはやらなくてもいいかな。引き続きフォーク周りは扱う。滑りもあったのでタイヤも交換だね」
2日間を終え準決勝戦進出へは安全圏に入った。良化の兆しがあるエンジンに足周りの不安が軽減すれば…。余裕を持って戦える予選最終日(29日、3日目)で何とかメドを立てたい。