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メッツ・リンドア 今季12勝左腕マナイアの再契約に大興奮「Bingo」

東スポWEB 2024年12月28日 20時24分

メッツのスター選手、フランシスコ・リンドア内野手(31)が喜びを爆発させた。

今季、遊撃手として打率2割7分3厘、33本塁打、91打点、29盗塁の好成績を残し、ナ・リーグ優勝決定シリーズに導く大活躍を見せたリンドア。

一方、チームは今季170イニング以上を投げたショーン・マナイア(32)、ルイス・セベリーノ(30)、ホセ・キンタナ(35)の3人がいずれもFAとなった。

セベリーノはアスレチックスと3年総額6700万ドル(約101億円)で契約したが、マナイアはメッツと3年総額7500万ドル(約117億7500万円)で再契約を結んだ。

これにリンドアは自身のインスタグラムのストーリーズにマナイアの画像とともに「Bingo(ビンゴ)」と投稿し、大興奮を隠せないでいる。

ニューヨーク・ポストのジョン・ヘイマン記者によると、アスレチックスはセベリーノと契約を結ぶ前に、マナイアに球団最高額の6700万ドルの契約を提示していたというが、マナイアはこれを拒否。結果として「メッツとマナイアが3年で7500万ドルで合意できたのは良いことだ」と伝えている。

メッツのデビッド・スターンズ野球運営部長も「ショーンは昨シーズンのチームの成果に欠かせない存在だった。彼は先発ローテーションを率いてフィールド上で、そしてクラブハウスではその性格、態度、落ち着きで感銘を与えてきた。今後数年間、彼がさらに成長していくのを見るのが楽しみ」と期待を寄せている。

メッツは今オフ、FA市場の目玉となったフアン・ソト外野手(26)とプロスポーツ史上最高額となる15年総額7億6500万ドル(約1147億5000万円)で壮絶なマネーゲームを制し、その後もフランキー・モンタス(31)と2年総額3400万ドル(約51億円)、クレイ・ホームズ(31)と3年総額3800万ドル(約57億円)、グリフィン・キャニング(28)と1年425万ドル(約6億3800万円)と惜しげもなく資金を投入している。

セベリーノは去ったが、来季はマナイア、モンタス、ホームズ、千賀滉大、デビッド・ピーターソンらの先発ローテーションが可能となる。今季のマナイアは先発投手の背番号にアイブラックを塗ったり、好投した後に先発陣が一斉に集まってジャンプしたり、チーム内に幸運をもたらす中心的な存在だった。それだけに今季果たせなかったワールドシリーズ優勝を目指すリンドアにとって、今季12勝を挙げた左腕の残留は心強い限りのようだ。

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