来季からF1のRBから親チーム・レッドブルに昇格するリアム・ローソンが、引き立て役を受け入れている。
ローソンは同僚の角田裕毅との争いを制してレッドブルのシートを勝ち取り、マックス・フェルスタッペンとチームメートになる。ナンバーワンドライバーとチームメートになることで、グループの重鎮ヘルムート・マルコ博士は「マックスに勝てないことを受け入れることが重要だ」と強調。レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は「チーム内ではマックスが勝利を収めることが期待されている」と語る。
サポート役に徹しなければならない状況を受け、ローソンは「スカイ・F1」に対して、こうコメントした。「チームの観点から言えば、そうなるだろう。僕の仕事は、コンストラクターズタイトル獲得のために戦うこと。それがチームの主な目標になるのだから当然、それを目指して努力する。とにかく自分が最高の成績を収めることが、その目標を達成につながる。できる限り良い結果を出すことに集中したい」
その上で「もちろん、究極の目標はF1の世界でトップになることだが、チームをサポートするために最善を尽くしたい」。終始、優等生コメントだった。