巨人・横川凱投手(24)が25年シーズンに向けて飛躍を誓った。横川は今季、先発3試合を含め21試合に登板し、防御率0・94をマーク。7年目を迎える来季は2桁勝利を目標に掲げている。
そんな左腕は1月4日から25日までの3週間、中日の涌井と一緒に自主トレを行う。「涌井塾」の門下生となるのは3年連続だ。「ずっと長くやられてる方のそばでできるっていうのが一番感じることもたくさんありますし、そこが一番ですかね。あとは、すごくアドバイスもくださる方なんで、そういったアドバイスもしっかりと取り入れながら成長できたらなと思います」と胸を躍らせている。
涌井はプロ20年目の大ベテラン右腕だ。通算で505試合に登板。162勝を挙げ、防御率は3・57を記録している。開幕第2戦となる3月30日のヤクルト戦(神宮)では、史上24人目となる通算2000奪三振を達成するなど息の長い活躍を見せている。
「キャッチボールでも1球1球大切にするというか、涌井さんもすごい時間をかけてしっかりしたフォームで毎球投げられているので、それがすごい印象に残ってます。涌井さんは(自主トレ)1年目の時から『一軍でしっかりと勝てるピッチャーは、100球投げたとしたら、コンスタントにいいボールを平均的に投げられるよ』みたいな、そういうことをおっしゃっていました」
どん欲さを持って涌井塾に臨む。